さとりーむ

ただの音楽好きが綴る悟り気味の雑記

就活生に伝えたい生命保険会社営業研修の大変さ【実体験を語る】

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就活生の皆さん、就職活動順調ですか?

 

今回の記事は、就活生の中でも「金融業界」を目指している学生。

特に「生命保険会社」を目指している学生には、必見の記事です。

 

生命保険会社にお勤めの方は、「生命保険会社あるある」だと思っていただければ。

 

どこの生命保険会社に入社しても、必ずと言っていいほど行われる

営業研修の大変さについて語ります。

 

はじめに

そもそも、「おまえ、誰だよ」って思われてるはずなので、簡単なプロフィールをご紹介。

 

2013年4月に某生命保険会社(CMもよく流れてます)に入社して、生命保険の営業や、資産運用に関する事務の仕事をしていましたが、2017年3月に退社しました。

生命保険営業研修について

「営業研修ってなに?」

って人もいると思いますので、簡単に箇条書きで説明します。

  • 生命保険会社に入って、1年目の人がやる研修
  • どこの生命保険会社でも、基本的にはやる
  • 営業職ではなく、総合職で入社しても基本的にはやる
  • 個人のお客様に、生命保険を販売する研修がメイン

こんな感じですかね。

 

生命保険会社に「営業職」 or 「総合職」で入社された方は、必ずと言っていいほど通らなければならない研修だと思っていただいて構いません。

(会社によって期間や実施時期、細かい研修内容はさまざま)

 

営業研修で大変だった3つのこと

1.ノルマ、ノルマ、and ノルマ

 これは想像通りですかね。

 

もし、「研修だからノルマなんて無いだろ」と思っている就活生がいたら、それは「甘い」です。

社会人になって、営業をやる以上「ノルマ」はつきもの。

(最近では、ノルマを「目標」なんて言い換える企業も多いですが、同じモノです)

 

ノルマを達成しなければ、怒られます。

金融業界風の言葉ですと、詰められる。

(「怒る」ことを「詰める」と言う風潮が、金融業界にはあります)

 

怒られるのに耐えかねてか、営業研修中に辞めてしまう同期もいました。

 

「なんで目標達成できないんだ! 今月何人と面談したんだよ!」

「あいつが達成してんのに、できないってのはおかしいだろ!」

「来月は、今月負けた分取り戻せるんだろうな?」

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 こんな感じでむちゃくちゃ怒られます。

わたしも、あまり成績が良くなかったので怒られまくりました・・・。

 

怒られた後にやらされることは「話法の確認」ですね。

話法っていうのは、セールスートークのことです。

 

基本的に、営業成績が悪い人は「話すのが下手」だと、ある世代より上の営業マンは信じ込んでいますから。

淀みなく話せるようになれば、営業成績が上がると、短絡的に考えてる。

実際は、色々な複合要因があることが多いんですけどね。

 

心の中で思っていても、そんなことを上司に言う勇気もないので、「話法の確認」として壁に向かい何十回も話法をしゃべり続けるわけですよ。

「壁打ち」なんて呼んでましたね、当時は。

 

苦痛で仕方なかったです、「早く帰らせろよ」と心の中で叫んでました。

 

2.友達・知人・親戚に保険を売らなければならない

生命保険の営業に携わった人には避けては通れない道ですね。

 

業界用語ですと、「イニシャル営業」と呼びます。

  • 両親や親戚
  • 大学時代の友達

といった人達(身内)に保険に入ってもらうことになります。

 

例えば友達に対してだったら、

「4月から保険会社に入ったんだ! だから、俺の最初のお客さんになってよ!」

みたいな感じですかね?

 

いま思うと

「ちょっと、何言ってるかわからない」

って思っちゃいますが・・・。

 

わたしは、そんなに友人が多いほうでは無かったので、苦労しました。

加入してくれた友達もいたり、断られてしまった友達もいます。

 

ただ、一番辛かったのは、

「保険を勧誘したことで、縁の切れてしまった友達もいる」ことです。

保険を勧誘されて、嬉しい人はまれです。

ほとんどの人が嫌悪感を示すでしょう。

 

そういう経験をしても、耐えられる人が出世していくんだなと悟りました。

 3.他社商品の方が良いと分かっていても、販売しなければならない

これについては、会社によって商品が違うので一概には言えません。

 

自分自身、納得のいく商品を販売できたと、自信持って言えるケースもたくさんあります。

 

しかし、わたしは営業研修をする中で、

「えっ、うちの会社の保険に入るより、他の保険に入った方が良いじゃん!」

と何度も思うようになり、"必要のないもの"、"他より悪いもの"を売りつけていると、自己嫌悪に陥りました。

(営業マンの適性が、わたしにはなかったんだと思います)

 

生命保険は、「人生で、家の次に大きな買い物」とも言われています。

 

人の一生を左右するかもしれないのに、他に最善策があるのを知っていて販売し続けるというのは、苦痛でした。

 

最後に

営業"研修"でこれだけ大変なのですから、生命保険の営業を本職にしている人は凄いと素直に思います。

 

決して「生命保険会社に入らない方が良いよ」と言いたいわけではないです。

給料や福利厚生の面では他社より優れていたと、退職した今でも思っています。

 

あくまで、

「生命保険会社に入社すると、こういう経験をするかもよ」ってことを頭の片隅にでも、就活生は覚えておいていただければ嬉しいです。